安室奈美恵が来年9月で引退表明！

と、引退の記事を目にして、「もう40歳だったんだ？！」と、SUPER MONKEY'Sの時代から知る私の率直な感想です。

特に安室さんのファンでもないので、「一大事」と言う感じでもないのですが、「SUPER MONKEY'S」「SAMとの結婚」「小室ファミリー」の一連の出来事を、テレビや雑誌で大きく取り上げた時代と共に生きてきた私にとっては、自分の生きてきた記憶の要所に収められている、自分とは関係のない出来事の付属のようなものであり、逆に言えば、付属の出来事こそが私の人生の年表を思い出させる、常に重要なキッカケになっているように思います。

つまりは、特にファンではなかった私にとっても、大きな影響を与えてくれた人物の一人なのでしょう。

幕引きを自分で決められる人間と、決めることが出来ない人間がいると思います。

安室さんは、人生の中に訪れる1つ大きな幕引きを決断されました。

内情は分かりませんので、本当に自分の意志なのか、否かの真相は不明ですが、見た目で言えば、「美しい引き際の見せ方」の道筋は、十分に示すことができたと思います。

この方も、若くして不幸な出来事があったことを記憶していますので、芸能界の人気とは裏腹に、順風満帆の人生とは言えないのかもしれませんが、今回の決断の良し悪しは分からないものの、今の「安室ちゃん」が、ずっと鮮明に頭に残るような、引退劇と引退後の過ごし方を、勝手ながら期待しています。

人気絶頂で、本当に姿を消した有名人で思いつくのは山口百恵さんくらいなのです。

しかも、安室さんよりも、若くしてです。

後の引退芸能人は、ちょくちょく引退後にも、小金稼ぎにテレビ出たり、本気の復活目指したりとかです。

まぁ、ただ歌うだけではないので、あのクオリティーのパフォーマンスは継続できないからこその引退宣言だと思うのですが、近い将来プチ復活を考えているのであれば、景品表示法違反のような、作られたサプライズではなく、この時点で、それなりの明言をした方が好感持てるような気がすると思います。

安室ファンではありませんが、なぜか、引退宣言を気にする中年男の独り言です。

では。